メディアと親子の関わり方について

今日、子供達の通う小学校の講演会に参加してきました。
『子供の成長とインターネット』

ネット依存の温床である我が家にとって興味深いテーマです。

講師はオフィスラバーリンク代表の置鮎正則氏でした。

きっと「スマホは悪だ。親が厳しく取り締まらないとダメ」というお話なのだろうと思いながら臨みましたが、置鮎氏自体かなりのスマホオタク(失礼な表現ですみません)のようで。。いかにコントロールして使うのかが大切だということがあらためてわかりました。
そして、正しい日本語を使うことが大切であるということも。

私はずっとズルズルとスマホやタブレットを子供達に持たせてしまったことに引け目を感じていました。
勉強をやらないことや寝る時間が遅くなっていることをスマホ、タブレットのせいだとワアワア囃し立て、かといって、抜本的な改善もできず、最後には「私が(直接)買い与えたわけじゃない」と開き直る始末。

とにかくスマホ(タブレット)の存在が悪いと思っていたのです。

でも、これからの社会、車がそうなったように、スマホも社会活動になくてはならない道具になることは必至です。
(だから、正しい日本語を使う習慣が大切なのです。ラインだから、友達だからといって日本語をおろそかにしない)
この道具を正しく使うように導くのが親の役目なのだなあとしみじみ感じました。

じゃあどうすればいいのか?

『大人は手本、子供には習慣を』

とのこと

つまり、まず、大人である我々が正しく使う、ダラダラ使わない。
そして子供とルールを決める、ほったらかさない、いつもどんな使い方をしているのか関心を持つ。

というのが大切らしい。

ルールはなるべくシンプルなのが良いそうで、究極のルールを教えてもらいました。

『お母さんがやめろと言ったらやめる』

お母さんの責任でやりすぎているかどうかの判断を随時できるシステムです。ポイントはお母さん以外の大人がこの決まりに介入すること、たくさんの「大人の目」を意識させることだそうです。

しかし、このルールを浸透させるためには、かなり私の大人としての行動が試されそうです。。

イシドウ ナオコ
石堂直子くらしデザインオフィス 1級建築士事務所 代表/ 1級建築士/ インテリアコーディネーター/ 福祉住環境コーディネーター2級/ 整理収納アドバイザー1級/ 整理収納アドバイザー2級認定講師/ 福岡市在住 2女1男の母。 大学卒業後、建築業界に従事。主に住宅の設計に携わり、特にリフォームを得意とする。 結婚後7度の引越し経験からモノとの付き合い方、整理収納の奥深さに目覚める。