私は読書家かと言えば、決してそんなことはありませんが、本を読むのは好きな方で、時間があれば読んでいたいといった感じです。
そんな感じなので、読書をするのにものすごくムラがあります。
読むときは寝食がおろそかになるほど没頭しますが、読まないときは全く読みません。
この度のコロナ禍によるステイホーム週間で結構たくさん本を読むことができました。
SF、ラブストーリー、エッセイ、子育て本、ジャンルを問わずいろいろ読みましたが、
どちらかというと物語が好きで、心の中で旅ができる感じが好きです。
フェイスブックでは「7日間ブックカバー チャレンジ リレー」なるもので盛り上がっていましたが、誰も私にバトンを渡してくださらなかったので、こうして自分でブログに書いています(笑)
現在進行形で読んでいる本は「シンプルな豊かさ/サラ・バン・ブラナック」です。
20年以上前にアメリアで出版された本で、女性の生き方の指南書のような内容です。
この本を紹介してくださったのは、去年私が講師をした整理収納アドバイザー2級講座の受講生さんでした。
その方は有難いことに時々お手紙を下さるのですが、そこには丁寧に、大切に暮らしを送っておられる様子が見て取れて、いつも心地よい刺激をいただいています。
そんな中で、この本を読んだら私のことを思い出したとのことで、内容を抜粋して教えてくださいました。
「整理収納」と根本のところでつながっている内容で、「整理収納」と関わる仕事をしている身としては、きちんと読んでおくべき本のような気がして、Amazonで取り寄せて、じっくり、ゆっくりと読んでいます。
月ごと日ごとに日記形式で書かれているので、とりあえず今日の日付の内容を読みながら、1月からの内容を追っていくという感じで読み進めています。
精神的に深い内容で、宗教的な要素を含んだ言葉が多く、アメリカ語と日本語訳とのギャップを感じたりもして、一度にたくさんは読めません。
でも、ふとした一文に慰められたり、こうありたいという自分に気づかされたりして、この本を読む時間は心が優しくなります。
同じくデイブック形式で書かれている「すてきなあなたに/大橋鎮子」も並行して読んでいます。
大橋鎮子さんは数年前、朝ドラであった「とと姉ちゃん」のモデルになった「暮しの手帖」を創刊された方です。
この本は、古き良き昭和に、日本のみならず海外にも目を向けて、くらしを追求された大橋さんの宝箱のようなエッセイ集です。
結婚した時に母が持たせてくれた本で、たまに思い出したかのように引っぱり出しては読んでいます。
随分古い本ですが、今の暮らしの中でも楽しめる内容で、丁寧な暮らしをしたくなります。
この間、本屋さんで文庫本に新装されたものが平積みで売られていました。まだまだ根強いファンがたくさんいるようです。
暮らし方は、時代が変わろうと、コロナ禍であろうと、不変ということなのでしょうか。
そんなことで、2種のデイブックをゆっくりと並行して読んいるわけですが、今どんな気持ちか一言で言えば、「とりあえず、明日、お花を買ってこようかな」という気持ちです。
バラがいいけど、今の季節はアジサイも綺麗ですよね。
明日、実際に花を見て決めます。
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