年に何回か無性に本が読みたくなることがあるのですが、6月はまさにそれで、仕事が落ち着いていたのもあり、たくさんの本を読みました。でもそんな時に限って、近くの図書館が改装工事で閉館していて、家にあるものを繰り返し読んで過ごしました。
ようやく工事も終わり、勇んで図書館へ行って本を借りてきたのですが、本を借りたとたん仕事が忙しくなるというアルアル…。
そんな中でまず読んだのが、桧山タミさんの「いのち愛しむ、人生のキッチン」
桧山タミさんのことをあまり詳しく知らずにいたのですが、西部ガスのCMで拝見して「かわいいおばあちゃんだな、おいしそうなおにぎりを作るなあ」と気になっていました。
この方は、90歳を過ぎてもなお現役で活動されてる料理家です。写真の表情のまんま、文面からも優しく真摯なお人柄がじんわりあふれていて、心地よく、一気に読み上げました。
今、とにかく時代の動きのスピードが速い世の中ではありますが、桧山タミさんの考え方は時代を超えて変わらない純粋な真実ばかりで、どの言葉も素直に心の中に入ってきました。
「衣食住」といいますが、この本で「食」の大切さを改めて知ることができました。タミさんは『衣食住の中で最も「食」が大事です。』と断言されていました。「住」を生業とさせていただいている私としては反論したくなるところではありますが(笑)、タミさんにそう言われたら、「はい、その通りでございます。」となってしまいます。
そして、キッチンに立つ時は、どんなに心がギスギスしていても、心穏やかに、家族の健康を思いながら料理をしたいと思いました。
さて、今週末の7/10(土)に2つのセミナーを行います。
「整理収納アドバイザー3級認定講座」
「住まいの整理 キッチン編」
「料理は流れが大事です。」とこの本にありましたが、まさにその通りだと思います。
流れにのって、楽しく、そして心をこめて料理ができる環境を整えたい方はぜひお越しください(^^)
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